八角理事長が3月22日、大相撲大阪場所・千秋楽、結びの一番のあとにあいさつを行い「全力士、そして全協会員を誇りに思います」と語った。
今場所は新型コロナウイルスの拡散防止のために、場所直前に無観客での開催を決定。力士を含む協会員に観戦者が出た場合には即中止ということで開催されたが、途中発熱して休場した力士は出たものの、感染者は出ず、異常事態の本場所を、なんとか15日間終えることに成功した。冒頭では、感極まってか言葉に詰まるシーンも見られた。あいさつは以下のとおり。
本日、千秋楽を迎えることができましたことは、ひとえにテレビ、ラジオ、インターネット等を通じて応援してくださった、全国のみなさまからのご支援、関係者によるご尽力の賜物です。心より感謝申し上げます。
この三月場所を開催するにあたっては、一つの信念がありました。元来、相撲は世の中の平安を祈願するために行われてまいりました。力士の体は健康の体の象徴とされ、四股を踏み、相撲を取る、その所作は、およそ1500年前から、先人によって脈々と受け継がれてまいりました。
今場所は、過酷な状況下の中、みなさまのご声援を心で感じながら、立派に土俵を務めあげてこれました。全力士、そして全協会員を誇りに思います。
我々はこれからも伝統文化を継承し、100年先も愛される国技・大相撲を目指してまいります。
また最後には新型コロナウイルスで亡くなった人々、家族への哀悼の意、感染者に対しての気遣いの言葉も添えられた。
(AbemaTV/大相撲チャンネルより)
▶映像:八角理事長のあいさつ
▶映像:AbemaTV大相撲ダイジェスト千秋楽
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