将棋の羽生善治九段(49)が3月23日、王位戦挑戦者決定リーグ白組で阿部健治郎七段(31)と午前10時から対局を開始した。羽生九段は現在、リーグ戦で1勝1敗。通算タイトル100期に向けた挑戦権獲得には、これ以上負けられない状況だ。
前人未踏のタイトル100期にあと1勝まで迫りながら、その後は番勝負からも遠ざかっている羽生九段だが、今期の王位リーグでは最年少初タイトルを目指す藤井聡太七段(17)に初戦で敗れ、2戦目は上村亘五段(33)を下した。本局の後には稲葉陽八段(31)、菅井竜也八段(27)との対局を残している。挑戦権獲得には、まず白組で優勝する必要があるが、現在は藤井七段と菅井八段が2勝0敗で走っているだけに、ここでの2敗目は避けたいところだ。
本局の持ち時間は各4時間で、先手は羽生九段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)