将棋の羽生善治九段(49)が3月23日、王位戦挑戦者決定リーグ白組で阿部健治郎七段(31)と、現在対局中だ。タイトル通算99期と、大台の100期に迫る羽生九段にとって、挑戦権獲得に向けては負けられない一局だ。
羽生九段は2018年の12月、当時保持していた竜王を防衛すれば、前人未踏のタイトル100期を達成できたが、広瀬章人八段に敗れて防衛失敗。27年ぶりの無冠となった。その後はタイトル挑戦から遠ざかっており、大台達成のチャンスを狙う日々が続いている。
今期の王位戦挑決リーグには白組で参加しているが、初戦で藤井聡太七段に敗れ、2戦目は上村亘五段の勝利。1勝1敗の五分だが、既に自力優勝の可能性はないため、とにかく1敗を維持して、逆転やプレーオフにもつれ込むことを期待するのみだ。
本局の持ち時間は各4時間で、先手は羽生九段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
羽生善治九段 豚しゃぶ(ゴマ味噌だれ)弁当 阿部健治郎七段 玉子雑炊
【昼食休憩時の残り持ち時間】
羽生善治九段 2時間59分(1時間1分) 阿部健治郎七段 3時間19分(消費41分)
(AbemaTV/将棋チャンネルより)