将棋の深浦康市九段(48)と、弟子の佐々木大地五段(24)が4月21日、Twitterで「深浦一門」のアカウントを開設した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ファンを楽しませようと若手だけでなくレジェンド級のベテラン棋士もアカウントを開設する中、“地球代表”とも呼ばれる深浦九段の一門も登場し、ファンから歓喜の声が続出した。
▶映像:佐々木大地五段が参加する「第3回AbemaTVトーナメント」
アカウントは、佐々木五段の呼びかけにより開設が決まったといい、深浦九段は初めての投稿で「大地がどうしても師匠と始めたいというので、やってみる事にしました。わからない事だらけですが、師弟ともどもどうぞよろしくお願いします」と丁寧にあいさつ。佐々木五段は「師弟で将棋や日常などを発信していきたいと思います」とした。
「地球代表」とは、ネット掲示板を発端にファンの間で定着したもので、地球が宇宙人から侵略されそうになった際、将棋で対抗するのであれば「地球代表には深浦九段」というもの。最近では、羽生善治九段(49)や藤井聡太七段(17)が「将棋星人」だった場合、これに対抗するのが深浦九段、という意に変わりつつある。
この異名を受けてか、アカウントのヘッダー画像も地球が映り込んだ宇宙に。ファンからも、2人の投稿に対して「地球防衛軍のアカウントですね!」「これで地球は安心だ」と、大歓迎といった反応が大量に寄せられていた。
(写真提供:日本将棋連盟)