頼れる“みうみう”がスタミナ勝ち 三浦弘行九段がプレーオフ制しチームは本戦へ/将棋・AbemaTVトーナメント
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 将棋の超早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の予選Aリーグ・プレーオフが4月25日に放送され、三浦弘行九段(46)が豊島将之竜王・名人(29)との一番勝負に勝利、チームを決勝トーナメントに導いた。チーム豊島は予選で姿を消した。

▶映像:三浦弘行九段が“スタミナ勝ち”した一局

 チーム三浦とチーム豊島は、予選Aリーグの全試合を終えた時点で-4ポイントで並び、上位2位までの決勝トーナメント出場をかけたプレーオフにもつれ込んだ。三浦九段は5局(2勝3敗)、豊島竜王・名人は6局(2勝4敗)を戦った後の最終決戦。何度も緊張と弛緩を繰り返す、まさにスタミナ勝負の一番勝負となった。

 勝てば予選通過、負ければ敗退決定という一局は、お互い居飛車党ということもあり、ずっしりと重い展開に。三浦九段が激しい攻めで一度はリードするも、豊島竜王・名人も反撃。形勢が揺れ動く中で、最後は三浦九段が怪力でしのぎつつ好手を連発し、勝利をもぎ取った。

頼れる“みうみう”がスタミナ勝ち 三浦弘行九段がプレーオフ制しチームは本戦へ/将棋・AbemaTVトーナメント

 ドラフト会議でほとんど面識のない若手2人(本田奎五段・高野智史五段)を指名した三浦九段だが、言葉ではなく将棋で引っ張るタイプ。「負けたら2人に申し訳ないという気持ちが強かった」と語ると、「それなりにいい将棋が指せた。豊島竜王・名人も疲れていたんだと思います。華奢な方なので、もしかしたらその分、私の方に幸いしたのかな」と、がっしりとした体を笑いで震わせ、ファンから“みうみう”というニックネームで親しまれる優しい顔に戻った。

 将棋界のトップに立つ棋士を土壇場で下しての決勝トーナメント行き。先輩らしい言葉よりも、この1勝がチームを組む若手2人には、何よりも強く響く。

◆第3回AbemaTVトーナメント

 持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行い、1回の対戦は三番勝負。3人1組の12チームが、3チームずつ4つのリーグに分かれて総当たり戦を実施。1対局につき1勝を1ポイント、1敗を-1ポイントとし、トータルポイントの多い上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出する。優勝賞金1000万円。

◆出場チーム&リーダー

 豊島将之竜王・名人、渡辺明三冠、永瀬拓矢二冠、木村一基王位、佐藤康光九段、三浦弘行九段、久保利明九段、佐藤天彦九段、広瀬章人八段、糸谷哲郎八段、稲葉陽八段、Abemaドリームチーム(羽生善治九段)

(ABEMA/将棋チャンネル)

▶映像:三浦弘行九段が“スタミナ勝ち”した一局

勝者のチームが本戦進出決定! 豊島将之竜王・名人 対 三浦弘行九段
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▶映像:菅井竜也八段がまさかの“作戦無視”した第1局

菅井八段の作戦無視にチームメイトも爆笑
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