持ち時間5分、1手指すごとに5秒が加算される将棋の超早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の予選Bリーグ第3試合、チーム渡辺VSチーム稲葉が5月16日に放送される。チーム渡辺(渡辺明三冠・近藤誠也七段・石井健太郎五段)は+2ポイント、チーム稲葉(稲葉陽八段・佐々木大地五段・山崎隆之八段)は-6ポイントと崖っぷちだ。
プロ将棋界初となる団体戦は、先鋒・中堅・大将がそれぞれ三番勝負を行い、対局1回につき1勝すれば+1ポイント、1敗すれば-1ポイントとなるルール。2勝1敗なら+1、2連勝で終えれば+2が得られる。3人が全勝すれば、最大で+6ポイントが得られる計算だ。
第3試合の最終戦を前に、既にチーム天彦(佐藤天彦九段・斎藤慎太郎八段・阿部光瑠六段)は予選通過が決定。チーム渡辺は3人のうち1人でも勝ち越した時点で予選通過決定。チーム稲葉は6連勝もしくは6勝1敗なら逆転で予選通過、6勝2敗なら両チームのポイントが-2で並び、チームリーダー同士のプレーオフになる。
事前に行われたファンの勝利予想アンケートには1087票が集まり、チーム渡辺の勝利を予想する人が77%を占めた。
◆第3回AbemaTVトーナメント
持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行い、1回の対戦は三番勝負。3人1組の12チームが、3チームずつ4つのリーグに分かれて総当たり戦を実施。1対局につき1勝を1ポイント、1敗を-1ポイントとし、トータルポイントの多い上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出する。優勝賞金1000万円。
◆出場チーム&リーダー
豊島将之竜王・名人、渡辺明三冠、永瀬拓矢二冠、木村一基王位、佐藤康光九段、三浦弘行九段、久保利明九段、佐藤天彦九段、広瀬章人八段、糸谷哲郎八段、稲葉陽八段、Abemaドリームチーム(羽生善治九段)
(ABEMA/将棋チャンネル)