トップクラスの棋力に基づく思考と口の回転が伴えば、解説でもファンを魅了する。将棋の超早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の予選Cリーグ第3試合が6月6日に放送され、屋敷伸之九段が全7局を解説、目まぐるしく変わる戦局から、次の一手やその後の展開をズバズバと言い当て、視聴者たちを驚かせた。
屋敷九段といえば先日、藤井聡太七段(17)が史上最年少でのタイトル挑戦記録を更新した際、前記録保持者として名前がよく見られた棋士。また最年少タイトル獲得の記録保持者(18歳6カ月)で、プロデビューからわずか1年10カ月でタイトルを手にした天才だ。