羽生善治九段 VS 藤井聡太七段 超早指し戦で初対決!“神”と“天才”の究極三番勝負/将棋・AbemaTVトーナメント
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 将棋界の“神”と“天才”が、ついに究極の三番勝負で激突する。プロ将棋界初の超早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の予選Dリーグ第2試合で、チーム永瀬とAbemaドリームチームが対決。6月21日午後7時から放送されるが、放送に先立ち、対戦カードが発表された。ファン大注目となっていたチーム永瀬の藤井聡太七段(17)と、Abemaドリームチームの羽生善治九段(49)は大将戦で激突。フィッシャールールで初の対決が実現した。

▶映像:羽生善治九段 VS 藤井聡太七段 究極の超早指し三番勝負が実現

 同棋戦は、もともと羽生九段の着想のもと、チェスで用いられるフィッシャールールをベースに持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算という独特のルールでスタートしたもの。個人戦だった第1回、第2回大会は藤井七段が連覇を達成していた。今回の直接対決は、棋戦を生み出した者と、連覇した者という構図だ。

 対局を前に羽生九段が「藤井さんはこのルールでも非常に強いのは、解説とか対局を見ていてもよくわかる」と語れば、藤井七段も「自分もいいパフォーマンスを出して、熱戦にできればという風に思っています」とコメント。14日の番組放送終了後にカード発表がなされると、直後から将棋ファンの間でも話題となっていた。

 Dリーグ第1試合を終えて、藤井七段は広瀬章人八段(33)の前に2連敗を喫し、チーム永瀬も-2ポイントと、予選敗退のピンチに。藤井七段にしてみれば、相手が数々の大記録を打ち立てた羽生九段であっても、最低で勝ち越し、さらには2連勝を狙いたい。羽生九段は、公式戦で藤井七段に3連敗を喫しており、非公式戦とはいえ天才棋士の勢いを跳ね返したいところだ。

 公式戦でもタイトル戦が目白押しの中、それにも匹敵する注目度を持つ黄金カード。息つく暇もない究極の超速将棋が、ついに実現する。

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羽生九段、藤井七段!予選Dリーグ 第二試合<チーム永瀬VSアベマドリームチーム>
羽生九段、藤井七段!予選Dリーグ 第二試合<チーム永瀬VSアベマドリームチーム>

▶映像:藤井七段、大爆笑シーン

永瀬二冠と大笑いする藤井七段
永瀬二冠と大笑いする藤井七段