新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、きょう、およそ3カ月遅れで開幕を迎えたプロ野球。そんな中、開幕前にネットで話題になったプロ野球界の動画を紹介する『ABEMAバズ! パ・リーグ』に出演した元千葉ロッテマリーンズでプロ野球解説者の里崎智也氏が、福岡ソフトバンクホークスの主砲・柳田悠岐が放った一打に対して「これで入るのはバッテリーはキツい」と驚愕する場面があった。
その場面は12日にPayPayドームで行われた広島とのオープン戦。ソフトバンク2点リードの3回裏、広島の大瀬良が投じた外より低めの変化球に反応した柳田は、重心を沈み込ませるようなスイングで反応した。一見するとフォームは崩れ、泳ぎながら右腕一本で振り抜いた打球は左中間への浅いフライと思われたが、そのままテラス席に飛び込んだ。
この一打について里崎氏は「打った瞬間、誰も入るとは思っていない。打った本人も下を向いていたが、芯には当たっている。角度がついていたので入ったのだろう。体重ものっているので反発力もついたと思うが…」と話すと「これで入るのはキツイ」と打たれたバッテリーの心境を代弁した。
この衝撃弾に視聴者ファンからも「これはヤバイ」「腰引けてるやん」「これで入るか」など驚きの声が寄せられたが、中には「別でやってくれ」など、自分がひいきにするチーム以外での活躍を望む意見もみられた。
なお里崎氏は、無事開幕を迎えたことについて「一時、今年はもう開幕しないのではと不安に思うこともあった。開幕するということでホッとしている」と本音を明かした。