7月1日に開幕する将棋の木村一基王位(47)に藤井聡太七段(17)が挑戦する第61期王位戦七番勝負。今回の七番勝負は、昨年史上最年長となる46歳で初のタイトル「王位」を獲得した木村に史上最年少のタイトルを狙う藤井という構図が注目されている。
 木村は23歳という遅い年齢でプロデビューし、6度のタイトル挑戦をことごとく失敗し、7度目でようやくその座を掴んだ。そうしたことから「中年の星」と呼ばれたり、自らを「将棋の強いおじさん」と称したりする。