将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が7月9日、ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第3局で、渡辺明棋聖(棋王、王将、36)との対局を午前9時から開始した。第1、2局と連勝している藤井七段は、本局に勝利すればタイトル奪取に成功。従来の記録を半年以上更新する、17歳11カ月での最年少タイトル獲得記録を樹立する。
▶中継:新記録なるか!?藤井聡太七段、最年少タイトル獲得かけ棋聖戦五番勝負第3局
藤井七段は6月4日に永瀬拓矢二冠(27)に勝利し挑戦権を獲得すると、わずか4日後の8日に渡辺棋聖との第1局で勝利。28日の第2局でも快勝を収め、一気にタイトル獲得に王手をかけた。6月の1カ月で9局、7月も前日までに4局(2日制を1局含む)をこなすハードスケジュールの中、トップ棋士相手に13勝1敗という驚異的なペースで勝ち続けている。
現在のタイトルの最年少獲得記録は、屋敷伸之九段(48)が持つ18歳6カ月。藤井七段が本局に勝利した場合、将棋界では初となる「17歳のタイトルホルダー」が誕生することになる。
本局の持ち時間は各4時間で、先手は藤井七段。両者の対戦成績は、藤井七段の3勝0敗だ。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)