藤井聡太七段、最年少タイトル獲得!30年ぶりに記録更新 初の「17歳タイトルホルダー」に/将棋・棋聖戦五番勝負 将棋藤井聡太 2020/07/16 19:24 拡大する 将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が7月16日、ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第4局で、渡辺明棋聖(棋王、王将、36)に勝利、シリーズ成績3勝1敗で、棋聖のタイトルを獲得した。藤井七段は17歳11カ月で史上最年少のタイトル獲得。従来の記録を30年ぶりに更新、将棋界初の「17歳タイトルホルダー」となった。▶中継:新記録達成!藤井聡太七段、棋聖奪取で最年少タイトル獲得 悲願の初タイトルに王手を迎えて始まった第4局は、先手の渡辺棋聖が得意の矢倉を採用。藤井七段が勝利した第2局の局面を、あえて渡辺棋聖が再現する進行を見せ、タイトル25期の実力者による研究と意地に対し、藤井七段が真正面から受け止めるような序盤に。それでも激しい攻防となった第2局と異なり、本局は互いにじりじりと間合いを詰め合うような展開になった。激しい終盤戦になったのは、両者の持ち時間が30分を切ってから。好手を繰り出し渡辺棋聖を追い詰めると、わずかなミスの許されない状況でも最善手を連発。プレッシャーにも打ち勝ち、ついにタイトルを手に入れた。 続きを読む