イメージはサッカー界のおしゃれ監督 渡辺明二冠の黒尽くめファッションにファン「シメオネリスペクト」「かっこいい!」
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 そこの現れたのは、黒スーツ・黒シャツ・黒ネクタイという“黒尽くめファッション”がよく似合う男だった。プロ将棋界初の早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の決勝トーナメントが7月18日に行われたが、チーム渡辺のリーダー・渡辺明二冠(36)は、全身黒尽くめというハイセンスなファッションで登場。直後から、中継していたABEMAの視聴者コメント欄には「なべ、かっこいいね!」という声とともに、サッカー界のおしゃれ監督ディエゴ・シメオネをリスペクトしたものだという意見が寄せられた。

▶中継:渡辺二冠、ハイセンスの黒尽くめファッション

 所司一門の後輩である近藤誠也七段(23)、石井健太郎六段(28)を引き連れてきた兄弟子は、存在感たっぷりだった。渡辺二冠といえば、2日前の16日、ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第4局で、藤井聡太棋聖(18)と熱戦を演じたばかり。その時はグリーンを基調とした和服姿だったが、この日は上から下まで黒一色。同じ色での統一は、かなりのセンスが要求されるが、立ち姿から対局時まで、難なく着こなしていた。

イメージはサッカー界のおしゃれ監督 渡辺明二冠の黒尽くめファッションにファン「シメオネリスペクト」「かっこいい!」
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 実はこのファッション、過去にも披露したことがある。その時、本人の口から語られたのが、サッカー元アルゼンチン代表で、現在はアトレティコ・マドリードの監督を務めるシメオネ。海外のサッカー界では、度々監督のファッションがメディアにも取り上げられることがあるが、その中でもシメオネは黒一色でありつつも、抜群の着こなしで、ピッチでの采配と同様に注目されることも多かった。

 この日は戦う棋士としてだけでなく、どの棋士をどの対局に出場させるかという、指揮官の役割も担った渡辺二冠。登場時からまもなく、視聴者コメントに「シメオネリスペクト」「かっこいい!」「黒黒もおしゃれやん」と、好反応が次々と寄せられていた。

◆第3回AbemaTVトーナメント

 持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで対局。全12チームが4つの予選リーグに分かれて戦い、各リーグ上位2位までが予選通過。決勝トーナメントは5本先取の9本勝負で行われ、勝ち越しが決定した時点で終了する。1チームは3人で、各棋士は1試合につき最低1局、最大3局の範囲で指す必要がある。対局者は各対局前に決定する。優勝賞金1000万円。

◆決勝トーナメント進出チーム

 チーム渡辺、チーム永瀬、チーム康光、チーム三浦、チーム久保、チーム天彦、チーム広瀬、チーム糸谷

(ABEMA/将棋チャンネルより)

渡辺二冠の真っ黒ファッション
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渡辺二冠の全力応援
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