将棋の竜王戦決勝トーナメント準決勝が8月13日に行われ、羽生善治九段(49)と梶浦宏孝六段(25)が現在対局中だ。対局は横歩取りの出だしから、夕食休憩に入ったところでは羽生九段が優勢になっている。丸山忠久九段(49)との挑戦者決定三番勝負に進出へ、このまま勝ち切れるか。

【中継】勝てば挑決三番勝負へ 羽生善治九段 対 梶浦宏孝六段
 将棋界最高、優勝賞金4400万円を誇るタイトル・竜王戦だが、現在のタイトル保持者は豊島将之竜王(名人、30)。一時は渡辺明二冠(36)が長期政権を築いたこともあるが、2017年度からは羽生九段、広瀬章人八段(33)、豊島竜王と3期連続で挑戦者が奪取に成功している。羽生九段は3年ぶり8期目の竜王獲得を目指すが、奪取に成功すれば同時にタイトル通算100期という大記録を達成することになる。梶浦六段は、今期の決勝トーナメントで大活躍。木村一基王位(47)、佐藤康光九段(50)といった百戦錬磨のベテランを下し、最高峰タイトル挑戦に急接近した。

 レジェンド棋士と新鋭の対決は、横歩取りの序盤からお互いの大駒を交換し合う派手な攻防に。夕食休憩の時点では、まだ49手目ながら局面としては中盤の終わり、終盤の入り口に差し掛かっている。形勢では羽生九段が優勢と見られ、残り持ち時間では全くの互角だ。

 持ち時間は各5時間で、先手は梶浦六段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。

【夕食の注文】

羽生善治九段 チラシ(中) 梶浦宏孝六段 ハッシュドビーフ(チーズ追加)

【夕食休憩時の残り持ち時間】

羽生善治九段 1時間34分(消費3時間26分) 梶浦宏孝六段 1時間34分(消費3時間26分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)