将棋の名人戦七番勝負第6局が8月14日、大阪府大阪市の関西将棋会館で行われている。第5局までの成績は渡辺明二冠(36)の3勝、豊島将之名人(竜王、30)の2勝。渡辺二冠が勝って悲願の初名人となるか、豊島名人が初防衛に向けて土壇場で踏ん張るか。戦型は矢倉になった。
【中継】渡辺明二冠が奪取か、豊島将之名人が踏ん張るか 名人戦第6局
過去33回で渡辺二冠の20勝13敗2千日手とリードしている両者の対戦だが、今シリーズでは一進一退の攻防が続いている。第1局を渡辺二冠が勝利すると第2局、第3局と豊島名人が連勝してリード。すると第4局、第5局と渡辺二冠が連勝し、先にタイトルに王手をかけた。お互い、他のタイトル戦でも番勝負を戦うなど、強敵相手に多数の対局をこなしているが、この大一番でどこまでコンディションを整えられているか。
豊島名人はタイトル4期の実績を持つが、4期は全て奪取のもの。過去2回の防衛戦ではいずれも失冠しており、3度目となる防衛戦を見事クリアできるか。渡辺二冠はタイトル25期の実績を誇りながら、名人戦は初挑戦。永世竜王、永世棋王の資格も持つトップ棋士にとっても、名人獲得は悲願だ。
本局の持ち時間は各9時間の2日制で、先手は渡辺二冠。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
豊島将之名人 ヘレとんかつAセット(ライスと味噌汁) 渡辺明二冠 ロースとんかつ(単品)
【昼食休憩時の残り持ち時間】
豊島将之名人 7時間49分(消費1時間11分) 渡辺明二冠 7時間4分(消費1時間56分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)