藤井聡太棋聖、最年少二冠&八段へ「自然体で臨みたい」19日から木村一基王位と第4局 勝てば奪取/将棋・王位戦七番勝負
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 将棋の最年少棋士・藤井聡太棋聖(18)が8月19、20日に行われる王位戦七番勝負第4局を前に18日、記者会見を行い、本局に勝てば王位獲得と同時に最年少での二冠・八段昇段を果たすことについて「自然体で臨みたい」と語った。木村一基王位(47)との対戦は、ここまで3連勝。ストレートでの奪取で、新たな歴史を刻むか。

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 7月に棋聖戦で最年少でのタイトル獲得を果たした藤井棋聖だが、早くも新たな記録達成が目前に迫っている。第4局に勝利すると、羽生善治九段(49)が持つ二冠達成の記録(21歳11カ月)と、加藤一二三九段(80)が持つ八段昇段の記録(18歳3カ月)を同時に更新することになる。ただ、記録については「対局するにあたっては全く意識することではないと思っているので、第4局も自然体で臨みたいと思っています」と、記録は後からついてくる、という認識だ。

 新型コロナウイルスの感染拡大により春先の対局が延期となり6、7月には大事な対局が集中した。タイトル戦をはじめ、トップ棋士との対局も数多く行われたが「その中でいい経験も数多くすることができたかなと思います。8月からは少し対局も減ったので、本局に向けてもしっかり休んでいい状態で臨めそうかなと思います」と、ハードな日程、ハードな戦いをくぐり抜けてきた経験が、成長と自信にもつながっている。

 国内では40度を超える暑さも記録しており「自分も暑いのは苦手」と苦笑いはするが、能舞台での対局に「自分なりに精一杯指して、見ていただいている方に何か感じてもらえるような将棋を指せれば」と、その指し手でファンの心を熱くするつもりだ。今シリーズでは、通常2通の封じ手が木村王位の発案により3通となり、1通はチャリティにあてられることになっている。「自分によって何か勇気づけられる方がいれば、対局者冥利に尽きると感じています」と、記録達成以上に何か伝えられるものを求めて、18歳のタイトルホルダーが明日、注目の一局に向かう。

(ANNニュース)

藤井聡太棋聖 王位戦前日会見
藤井聡太棋聖 王位戦前日会見
第61期 王位戦 七番勝負 第四局 1日目 木村一基王位 対 藤井聡太棋聖
第61期 王位戦 七番勝負 第四局 1日目 木村一基王位 対 藤井聡太棋聖