藤井聡太棋聖、最年少二冠&八段昇段かかる一局 木村一基王位は得意の相掛かりで反撃に/将棋・王位戦七番勝負
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 将棋の最年少棋士・藤井聡太棋聖(18)が8月19日、王位戦七番勝負の第4局で木村一基王位(47)が対局中だ。藤井棋聖は、本局に勝利すれば最年少での二冠獲得と八段昇段の記録を達成。初防衛を目指す木村王位は、得意の相掛かりで3連敗からの大逆転防衛へきっかけの勝利をあげられるか。

【中継】藤井聡太棋聖、最年少二冠&八段なるか!?王位戦第4局1日目

 藤井棋聖は7月に棋聖戦で最年少でのタイトル獲得記録、17歳11カ月を樹立。対する木村王位は昨年、46歳3カ月で最年長での初タイトル記録を作り、今回のシリーズは「最年長VS最年少」という点でも注目を集めている。

 第1局から第3局まで、勝利こそ藤井棋聖が手にしているが、内容は様々だ。第1局は途中から優勢になった藤井棋聖がそのまま押し切っての勝利。第2局は終盤、木村王位が優勢だったが、一瞬見せた隙を藤井棋聖が逃さず逆転勝ちを収めた。第3局は藤井棋聖優勢で終盤を迎えたが、最終盤でもつれる展開に。木村王位にも勝ち筋があったかに見えたが、再び持ち直した藤井棋聖が勝利を収めた。

 藤井棋聖が勝てば、ストレートで奪取が決まる一局だが、木村王位は第2局と同じ相掛かりを採用。途中まで同じ進行だったが、前日のインタビューでも「作戦を立てていきたいと思います」と語っていたとおり、自ら変化を入れた。

 ここまでの3局では、藤井棋聖の方が序盤、中盤にたっぷりと時間を使う展開が見られていたが、1日目の昼食休憩時点では、木村王位の方がやや多く時間を使っている。

 本局の持ち時間は各8時間の2日制。先手は木村王位。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

【昼食の注文】 木村一基王位 玄海産車海老と九州産野菜の天丼 藤井聡太棋聖 玄海産車海老と九州産野菜の天丼 

【昼食休憩時の残り持ち時間】

木村一基王位 6時間12分(消費1時間48分) 藤井聡太棋聖 6時34分(消費1時間22分) 

(ABEMA/将棋チャンネルより)

第61期 王位戦 七番勝負 第四局 1日目 木村一基王位 対 藤井聡太棋聖
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