「30年はタイトルホルダー」「段を名乗ることはそうそうない」先輩棋士たちが語る“藤井聡太時代”の到来 将棋藤井聡太 2020/08/21 07:00 拡大する 将棋の王位戦七番勝負七番勝負の第4局が8月19、20日に行われ藤井聡太二冠(18)が誕生した。10代初となる二冠達成に、最年少での八段昇段と、またしても快記録を打ち立てた天才棋士に、先輩棋士たちも絶賛続き。“藤井聡太時代”の到来を予言する声も多く「30年はタイトルホルダー」「段を名乗ることはそうそうない」と、最大級の賛辞を送った。【動画】10代初の二冠&最年少八段!藤井聡太二冠、新たな記録を達成 もはや「若手の勢い」というレベルのものではない。渡辺明名人(棋王、王将、36)から棋聖のタイトルを奪取し、最年少タイトルホルダーとなってからわずか1カ月後、今度は“千駄ヶ谷の受け師”の異名を持つ木村一基九段(47)から王位を奪取。史上初の10代二冠になった。活躍ぶりを目の当たりにする棋士たちは、その強さに舌を巻きつつ、本格的な時代到来に言及し始めた。 続きを読む