将棋の順位戦A級1回戦が8月31日に行われ、豊島将之竜王(30)が稲葉陽八段(32)に146手で勝利した。
今月、渡辺明名人(棋王、王将、36)にタイトルを奪われ、名人復冠に向けて再スタートを切ることになった豊島竜王は、他の9人に遅れて本局が初戦に。1勝0敗だった稲葉八段との対局は角換わりから始まると、序盤の駒組みから中盤にかけて形勢でリード。稲葉陣に鋭く踏み込むと、反撃の芽を摘みながらそのまま押し切った。
順位戦A級は、10人の棋士が総当たり戦を実施。勝敗数が並んだ場合にはプレーオフで、挑戦者を決める。
(ABEMA/将棋チャンネルより)