“史上最長の七番勝負”ついに完結へ!永瀬拓矢叡王 対 豊島将之竜王 決着の第9局開始/将棋・叡王戦七番勝負
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 将棋の叡王戦七番勝負第9局が9月21日、東京都渋谷区の将棋会館で始まった。千日手1局、持将棋2局、合計の手数では史上最多となっている“史上最長の七番勝負”は、永瀬拓矢叡王(王座、28)と豊島将之竜王(30)が3勝3敗2持将棋で最終局へ。将棋史に残る激戦の、勝利で締めくくるのはどちらか。

【中継】歴史的なロングシリーズ・叡王戦七番勝負第9局

 永瀬叡王は、2009年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:2期)、順位戦B級1組。叡王で初のタイトルを獲得し、現在保持する王座とあわせて通算2期。若手棋戦の新人王戦、加古川青流戦で優勝経験がある。

 豊島竜王は、2007年4月に四段昇段。竜王戦では1組以上が7期、順位戦A級(A級以上:4期)。棋聖、王位、名人、竜王という順に獲得し、史上4人目の「竜王・名人」になった。現在は竜王の一冠のみで、本局に二冠復帰をかける。

 4勝先取の七番勝負だが、今シリーズは第1局から千日手・指し直しに。第2、3局は、七番勝負としては初めて2局連続で持将棋が成立した。七番勝負での合計手数は第8局終了時点で1307手に達し、最多記録を更新中だ。

 本局の持ち時間は各6時間。先手は豊島竜王。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

(ABEMA/将棋チャンネルより)

第5期 叡王戦 七番勝負 第九局 永瀬拓矢叡王 対 豊島将之竜王
第5期 叡王戦 七番勝負 第九局 永瀬拓矢叡王 対 豊島将之竜王