将棋の竜王戦七番勝負第1局が10月9日、東京・渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」で行われ、先手番の羽生善治九段(50)が27手目を封じ手し、1日目を終了した。2日目の午前9時に封じ手が開封され、豊島将之竜王(叡王、30)の手番から再開する。手数こそ、さほど進んでいないが局面は早くから激しい攻防に。両者、1日目から長考を重ねる一局になっている。