将棋の王位戦予選が10月12日に行われ、渡辺明名人(棋王、王将、36)と横山泰明七段(39)が午前10時から対局を開始した。
渡辺名人は、2000年4月に四段昇段。竜王戦は1組(1組以上:15期)、第78期名人でA級A級以上は10期。タイトル通算26期、棋戦優勝11回を誇り、現在の将棋界で序列1位に君臨する。各棋戦で上位リーグ、挑戦者決定リーグなどの常連になっているが、王位戦においては挑戦経験がない。
横山七段は、2002年10月に四段昇段。竜王戦4組、順位戦 B級2組。2020年度は好調で、15勝6敗、勝率0.7142(公表分)の好成績を収めている。
王位戦の現タイトル保持者は藤井聡太王位(棋聖、18)で、最年少での二冠・八段昇段を決めたとして話題になった。挑戦権を得るには、予選を勝ち上がり、シード棋士とともに紅白の組に分かれて行われる挑戦者決定リーグに参加、各組で優勝したもの同士が、挑戦者決定戦を行う。
本局の持ち時間は各4時間で、振り駒の結果、先手は渡辺名人。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)