偉大な大先輩の優しく低姿勢な態度こそ、後輩棋士にはうれしくもプレッシャーなのかもしれない、そんな一幕があった。10月10日に行われた竜王戦七番勝負第1局の2日目、中継していたABEMAに永世名人の有資格者である森内俊之九段(50)が登場。ちょうどその日が誕生日だったこともあり、スタジオで解説を務めていた阿久津主税八段(38)、三枚堂達也七段(27)から祝福され笑顔だった森内九段が突然、難解な局面について質問されていたところで2人に逆質問。「教えていただけますでしょうか」と低姿勢で言われたことに、2人が大慌てするシーンがあった。