日本将棋連盟による10月19日週の公式戦は、順位戦B級2組で無傷の4連勝を挙げている藤井聡太二冠が登場。21日に村山慈明七段と5連勝をかけて戦う。また22、23日には竜王戦七番勝負の第2局が開催。タイトル100期を目指す羽生善治九段は、豊島将之竜王相手に0勝1敗から巻き返せるか。主な対局は以下のとおり。
【中継】豊島竜王連勝か、羽生九段がタイトル100期に反撃か 竜王戦第2局
10月19日(月曜日)
新人王戦第2局 池永天志四段 対 齊藤優希三段 (携帯中継)
順位戦A級 佐藤天彦九段 対 稲葉陽八段 (ABEMA・携帯中継)
棋王戦挑決トーナメント 丸山忠久九段 対 糸谷哲郎八段 (携帯中継)
ヒューリック杯棋聖戦二次予選 松尾歩八段 対 阿久津主税八段 (携帯中継)
マイナビ女子オープン本戦 竹部さゆり女流四段 対 長谷川優貴女流二段 (携帯中継)
10月20日(火曜日)
順位戦C級1組 高野秀行六段 対 高崎一生七段 (携帯中継)
順位戦C級1組 西尾明七段 対 増田康宏六段 (携帯中継)
順位戦C級1組 高見泰地七段 対 金井恒太六段 (携帯中継)
順位戦C級1組 豊川孝弘七段 対 船江恒平六段 (携帯中継)
順位戦C級1組 平藤真吾七段 対 宮本広志五段 (携帯中継)
王将戦挑決リーグ 永瀬拓矢王座 対 木村一基九段 (将棋プレミアム・携帯中継)
10月21日(水曜日)
順位戦B級2組 佐々木慎七段 対 横山泰明七段 (携帯中継)
順位戦B級2組 中田宏樹八段 対 戸辺誠七段 (携帯中継)
順位戦B級2組 藤井聡太二冠 対 村山慈明七段 (ABEMA・携帯中継)
B級2組の1期抜けを目指して戦う藤井二冠。今期は無傷の4連勝で快調に星を伸ばしている。同じく4連勝は中田宏樹八段だけ、1敗棋士は4人で、この6人から2人の昇級者が出そうな状況だ。C級1組から昇級したばかりで、前年成績を元にした順位が低い藤井二冠は、昇級には全勝もしくは9勝1敗といったハイレベルな成績が求められる。持ち時間は各6時間で、先手は藤井二冠。
順位戦B級2組 中村修九段 対 井上慶太九段 (携帯中継)
10月22・23日(木・金曜日)
竜王戦第2局 豊島将之竜王 対 羽生善治九段 (将棋プレミアム・ABEMA・携帯中継)
羽生九段のタイトル100期がかかるシリーズは、第1局がタイトル戦史に残る超急戦に。1日目から激しい戦いになり、最終的には52手という竜王戦史上最短手数で、豊島竜王が勝利した。豊島竜王は連勝すればタイトル初防衛に大きく前進。羽生九段からすれば、まずにタイに戻して仕切り直したいところだ。持ち時間は各8時間の2日制で、先手は豊島竜王。
10月22日(木曜日)
竜王戦4組昇決 近藤誠也七段 対 渡辺大夢五段 (携帯中継)
棋王戦挑決トーナメント 久保利明九段 対 石川優太四段 (携帯中継)
大成建設杯清麗戦予選 石高澄恵女流二段 対 和田はな女流2級 (携帯中継)
10月23日(金曜日)
王位戦予選 行方尚史九段 対 松尾歩八段 (携帯中継)
棋王戦挑決トーナメント 木村一基九段 対 広瀬章人八段 (携帯中継)
ヒューリック杯棋聖戦二次予選 南芳一九段 対 斎藤慎太郎八段 (携帯中継)
マイナビ女子オープン本戦 塚田恵梨花女流初段 対 脇田菜々子女流初段 (携帯中継)
マイナビ女子オープン本戦 伊藤沙恵女流三段 対 宮澤紗希アマ (携帯中継)
(写真提供:日本将棋連盟)