将棋の竜王戦七番勝負第3局2日目が11月8日、京都府京都市の「総本山仁和寺」で行われている。初防衛を目指す豊島将之竜王(叡王、30)とタイトル100期を目指す羽生善治九段(50)の一局は、難解な中盤とあって両者長考に。49手目から再開したが、午後0時30分からの昼食休憩までに、61手目までしか進まない熟考合戦になっている。
相掛かりの出だしで始まった一局は、序盤から羽生九段が積極的な姿勢を見せたのに対し、豊島竜王が落ち着いて対応。1日目は羽生九段が長考を重ねたことで、持ち時間では豊島竜王が1時間リードした状況で終えた。
明けて2日目、羽生九段の53手目を見えた豊島竜王は、1時間29分の大長考。一時は約2時間開いていた差が、一気に縮まった。形勢はまだ互角で、この難しい局面でリードを奪った方が勝利に近づきそうだ。
本局の持ち時間は各8時間の2日制で、先手は羽生九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
豊島将之竜王 桜御膳 羽生善治九段 桜御膳 御室御膳
【昼食休憩時の残り持ち時間】
豊島将之竜王 2時間41分(消費5時間19分) 羽生善治九段 2時間26分(消費5時間34分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)