先場所に続いて横綱不在の今場所は久しぶりに大関陣が中心となって優勝争いが展開されると思われたが朝乃山に続き、最大の目玉であった新大関の正代までもが休場に追い込まれた。唯一の看板力士となってしまった大関貴景勝は全勝を守ったものの優勝候補が相次いで姿を消し、1年納めの十一月場所は荒れ模様の様相を呈してきた。