引退の元大関・琴奨菊、重傷負ってから初優勝 最後まで苦労と工夫の名大関 大相撲 2020/11/15 11:17 拡大する 元大関で十一月場所は西十両三枚目の琴奨菊が11月14日の七日目の土俵に上がらず、翌15日に引退が発表された。15年ぶりの十両となった今場所は六日目まで1勝5敗。九月場所で左ふくらはぎを負傷してからは相撲に精彩を欠いていた。【動画】琴奨菊、最後の一番 惜別の“琴バウアー”も(50分ごろ~) 関取最年長の36歳9カ月。福岡県柳川市出身で小3から相撲をはじめ、小学校卒業後は高知県の明徳義塾中学に相撲留学。中学横綱に輝くと同高校を経て角界入りした。2002年一月場所、佐渡ヶ嶽部屋から初土俵を踏むと、わずか2年半で関取に昇進。十両は3場所通過で2005年一月場所、新入幕を果たした。 続きを読む