今場所一番の名勝負 両者息も絶え絶えの熱戦&取り直しに館内“満員級”の喝采、視聴者「ヤバい涙出そう」 大相撲 2020/11/18 07:00 拡大する <大相撲十一月場所>◇十日目◇17日◇東京・両国国技館 前頭四枚目・北勝富士(八角)と前頭六枚目・宝富士(伊勢ヶ濱)が、約1分半にも及ぶ長時間の熱戦を展開。さらに同体となって取り直した一番でも、白熱した戦いを繰り広げた。視聴者からは「ヤバい涙出そう」「思わず声出ちゃったよ」といった声が寄せられた。【動画】今場所一番の名勝負(1時間4分ごろ~) 立ち合いで鋭く当たっていった北勝富士。下からのど輪で押し上げて攻めるも、対する宝富士も左から絞って土俵際で上手く回り込み、両者一歩も譲らない白熱した攻防戦を繰り広げていく。中盤では荒い息遣いを漏らしながらしっかりと組み合い、お互いの出方を探り合う体勢に。館内には祈るように手を合わせるファンの姿も映っていた。その後、宝富士の上手を切った北勝富士が頭をつけて攻めていったが、北勝富士の右手を掴んだ宝富士が小手投げで応戦。両者ともに土俵下へと倒れ、行司の軍配は宝富士に上がったものの、物言いがついて取り直しになった。 続きを読む