将棋界のレジェンドが見せた笑顔に、ファンが大賑わいだ。竜王戦七番勝負でタイトル100期の大記録に挑戦している羽生善治九段(50)が11月26、27日に行われる第4局の前日の25日に、対局場となっている鹿児島県指宿市「指宿白水館」で砂風呂を堪能した。熱い砂をかけられながらも、笑顔で汗をかく羽生九段の姿に「元気になってよかった!」「少しでも癒されたならよかった」と、各所からコメントが殺到した。
長年将棋界のトップとして大活躍してきた羽生九段だが、今回の竜王戦では第3局の終了後、無菌性髄膜炎を患い、11日から14日まで入院。この間に行わる予定だった第4局が延期になっていた。17日からは対局に復帰し元気な姿を見せていたが、ファンからはその後の体調を心配する声も多く寄せられていた。
前日の検分のために鹿児島入りした羽生九段だが、笑顔が見られたのは施設内の砂風呂。名物として、訪れた関係者・棋士たちが堪能することでも有名だが、ここに羽生九段も登場。寝転んだところに熱い砂をかけられると、じっくり体を温められたのか、額には次第に汗をかいた様子も見られた。
この砂風呂、施設では「砂むし温泉」と言われているもので、ホームページ上では神経痛・リウマチ・腰痛・関節痛・骨折・脳卒中後麻痺・むちうち・やけど・虚弱児・アトピー・痔・ぜんそく・糖尿病・胃腸病・月経障害・不妊症・貧血・冷え性・便秘・肥満・全身美容に対して、おすすめと記されている。
対局以外にも多忙な日々を送り続ける羽生九段だけに、この砂風呂の効果でリフレッシュし、気持ちよく盤に向かえているかもしれない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)