豊島将之竜王が55手目を封じ手 羽生善治九段、タイトル100期に巻き返しなるか 形勢互角で2日目へ/将棋・竜王戦七番勝負 将棋羽生善治,豊島将之 2020/11/26 18:24 拡大する 将棋の竜王戦七番勝負第4局が11月26日に鹿児島県指宿市「指宿白水館」で行われ、豊島将之竜王(叡王、30)が55手目を封じ手とし、1日目を終えた。明日27日の午前9時ごろに封じ手が明かされ、挑戦者の羽生善治九段(50)の手番で再開する。【中継】注目の第4局 豊島竜王が防衛に王手か、羽生九段が巻き返しか 過去37戦で豊島竜王が19勝、羽生九段が18勝と互角の勝負を繰り広げてきた両者だが、本局は横歩取りの出だしに。スピーディに駒組みが進んだ後、豊島竜王が30分、40分と考慮を重ねると、羽生九段も最大で92分の長考を入れた。封じ手となった55手目に、豊島竜王は55分をかけたことで、持ち時間では羽生九段がリードした状況で1日目を終えた。 続きを読む