日本将棋連盟による12月7日週の公式戦は、9日に順位戦A級でただ一人の全勝をキープしている斎藤慎太郎八段が、タイトル初防衛を果たしたばかりの豊島将之竜王と対決。A級初挑戦での名人挑戦に向けて、大きな一局となりそうだ。主な対局は以下のとおり。
12月7日(月曜日)
竜王戦3組 千葉幸生七段 対 高見泰地七段 (携帯中継)
王位戦予選 片上大輔七段 対 谷合廣紀四段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦二次予選 服部慎一郎四段 対 糸谷哲郎八段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦二次予選 大石直嗣七段 対 稲葉陽八段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦二次予選 服部か糸谷 対 大石か稲葉 (携帯中継)
12月8日(火曜日)
竜王戦2組 小林裕士七段 対 千田翔太七段 (携帯中継)
竜王戦5組 中川大輔八段 対 藤倉勇樹五段 (携帯中継)
順位戦C級1組 安用寺孝功六段 対 先崎学九段 (携帯中継)
叡王戦予選 梶浦宏孝六段 対 上野裕和六段 (ABEMA)
叡王戦予選 及川拓馬六段 対 梶浦か上野 (ABEMA)
叡王戦予選 井上慶太九段 対 久保利明九段 (携帯中継)
12月9日(水曜日)
竜王戦2組 郷田真隆九段 対 藤井猛九段 (携帯中継)
竜王戦3組 行方尚史九段 対 船江恒平六段 (携帯中継)
順位戦A級 豊島将之竜王 対 斎藤慎太郎八段 (ABEMA・携帯中継)
斎藤八段が、名人挑戦に向けて大きな壁に挑む。A級初挑戦で開幕から4連勝と快進撃だが、折り返しとなる第5局で待ち構えるのは前名人でもある豊島竜王。斎藤八段も、現在「4強」と呼ばれるトップ棋士の一角を切り崩さない限り、名人挑戦への道は切り開かれない。豊島竜王も現在2勝2敗ながら、首位の斎藤八段に黒星をつければ、混戦に持ち込むことができる重要な一局だ。持ち時間は各6時間で、先手は豊島竜王。
王位戦予選 森下卓九段 対 近藤誠也八段 (携帯中継)
女流王座戦第4局 西山朋佳女流王座 対 里見香奈女流四冠 (携帯中継)
12月10日(木曜日)
竜王戦2組 屋敷伸之九段 対 菅井竜也八段 (携帯中継)
順位戦C級2組 塚田泰明九段 対 黒沢怜生五段 (携帯中継)
順位戦C級2組 中田功八段 対 長岡裕也五段 (携帯中継)
順位戦C級2組 竹内雄悟五段 対 山本博志四段 (携帯中継)
順位戦C級2組 伊藤真吾五段 対 出口若武四段 (携帯中継)
王将戦一次予選 島本亮五段 対 古賀悠聖四段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦二次予選 羽生善治九段 対 八代弥七段 (ABEMA・携帯中継)
棋戦優勝45回を誇る羽生九段が、5回の優勝を果たしているのが、この朝日杯。過去には3連覇を果たしたこともある。対する八代七段は、唯一の優勝が朝日杯。2016年以来、2度目の優勝を目指し、レジェンドに立ち向かう。持ち時間は各40分で、先手・後手は振り駒で決める。
朝日杯将棋オープン戦二次予選 野月浩貴八段 対 羽生か八代 (ABEMA・携帯中継)
マイナビ女子オープン本戦 千葉涼子女流四段 対 長谷川優貴女流二段 (携帯中継)
12月11日(金曜日)
竜王戦2組 渡辺明名人 対 杉本昌隆八段 (携帯中継)
竜王戦4組 谷川浩司九段 対 北浜健介八段 (携帯中継)
王座戦二次予選 畠山成幸八段 対 山崎隆之八段 (携帯中継)
棋王戦挑決トーナメント 永瀬拓矢王座 対 糸谷哲郎八段 (携帯中継)
ヒューリック杯白玲戦C組 甲斐智美女流五段 対 宮宗紫野女流二段 (携帯中継)
ヒューリック杯白玲戦D組 西山朋佳女流三冠 対 香川愛生女流三段 (携帯中継)
ヒューリック杯白玲戦G組 脇田菜々子女流初段 対 小高佐季子女流1級 (携帯中継)
ヒューリック杯白玲戦H組 中村真梨花女流三段 対 和田はな女流2級 (携帯中継)
12月12日(土曜日)
叡王戦予選 渡辺和史四段 対 谷合廣紀四段 (ABEMA・携帯中継)
叡王戦予選 長谷部浩平四段 対 渡辺か谷合 (ABEMA・携帯中継)
叡王戦予選 小林宏七段 対 佐藤紳哉七段 (ABEMA・携帯中継)
大成建設杯清麗戦予選 清水市代女流七段 対 矢内理絵子女流五段 (携帯中継)
(写真提供:日本将棋連盟)