将棋の藤井聡太二冠(18)が12月16日、順位戦B級2組8回戦で野月浩貴八段(47)と対局中だ。形勢は互角のまま、午後6時からの夕食休憩に39手目まで進行。抜け番1回を挟んで、無傷の6連勝を果たしている藤井二冠は、1期抜けに向けて7連勝を達成できるか。
最上位のA級からC級2組まで、全て持ち時間6時間の順位戦。藤井二冠はC級1組で1敗を喫した以外、全ての対局で勝利。それ以外は全てで勝利し、35勝1敗という驚異的な数字を残している。今期のB級2組で、藤井二冠が唯一の6連勝で単独トップ。残り4局で3勝すれば、上位3人の昇級枠に入ることが確定する。また、順位戦の連勝は「18」で1回止まったが、1敗後に17連勝。本局に勝利すれば2度目の18連勝となる。
2020年度も高勝率を誇り、公表数字では41局で33勝8敗、勝率.8048。対局数と連勝数(10連勝)は全体3位、勝数と勝率は全体2位と、4部門全てで将棋界トップクラスの成績を残している。
本局は相居飛車の形になったが、手数以上に局面が進行。夜戦に入り持ち時間が少なくなれば、一気に激しい戦いになる見込みだ。持ち時間は各6時間で、先手は藤井二冠。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
藤井聡太二冠 カレーライス 野月浩貴八段 鶏せいろそば
【夕食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太二冠 2時間55分(3時間5分) 野月浩貴八段 1時間57分(消費4時間13分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)