将棋のヒューリック杯棋聖戦・二次予選が12月22日に行われ、羽生善治九段(50)と高見泰地七段(27)が午前10時から対局を開始した。現タイトル保持者は、この棋聖戦で最年少タイトル獲得を達成した藤井聡太棋聖(王位、18)。羽生九段は、まだ実現していない天才棋士とのタイトル戦に向けて勝ち進むことができるか。
羽生九段は、1985年12月に四段昇段。18日にプロ生活が丸35年を迎えた。竜王戦1組(1組以上:32期)、順位戦A級(A級以上:28期)。タイトル通算99期、棋戦優勝45回など、数々の最多記録を保持しているほか七冠独占、永世七冠などの偉業も達成している。棋聖は通算16期の獲得歴がある。
高見七段は、2011年10月に四段昇段。竜王戦3組、順位戦C級1組。タイトルは叡王で1期の経験がある。2020年度の成績(公表分)は、17勝8敗、勝率.680と好調だ。
持ち時間は各3時間で、振り駒の結果、先手は高見七段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)