藤井聡太王位・棋聖、奨励会時代の思い出「タイトルホルダーを答える問題はとりあえず羽生先生と答える手筋があった」
【映像】ABEMAでみる

 今や将棋界の中心で大活躍する藤井聡太王位・棋聖(18)だが、少年時代にはやはりレジェンドの力に頼っていたようだ。番組企画で答えることになったクイズで、正解がわからなかった藤井王位・棋聖が、奨励会時代の思い出として「昔、奨励会の試験でタイトルホルダーの名前を答える、みたいな問題があったんですけど、とりあえず羽生先生と答える手筋があった」と明かし、周囲の笑いを誘った。

【動画】困ったら羽生九段と答える!藤井王位・棋聖によるクイズの“手筋”

 今をときめく天才棋士が、思わず羽生善治九段(50)に頼ったのは、ABEMAで公開された動画企画でのこと。17日に行われた朝日杯将棋オープン戦で大石直嗣七段(31)、豊島将之竜王(叡王、30)と連勝した直後、師匠の杉本昌隆八段(52)と共演した。朝日杯にちなんだクイズ3問に答える、約6分の企画だったが、この2問目に出されたのが第1回の優勝者を当てるというもの。答えは3択で羽生九段、行方尚史九段(47)、丸山忠久九段(50)の名前が並んでいた。

 直感も記憶力も抜群の藤井王位・棋聖だが、歴代優勝者というのは研究範囲外だったのか検討がつかない様子で、さほど時間を置くことなく羽生九段を選択。その理由が、奨励会時代に覚えた“手筋”だった。この予想外の回答に杉本八段、周囲の収録スタッフも大笑いとなった。

 正解は行方九段。ただ羽生九段も、過去13回の開催のうち5回優勝しており、選択肢としては絶妙だったと思われる。なお、羽生九段はタイトル通算99期、棋戦優勝は45回といずれも歴代最多。初タイトルを獲得した1989年から27年9カ月に渡り、何かしらタイトルを保持していたレジェンドだけに、「タイトルホルダー」という問題であれば、ひとまず「羽生九段」と書いておけば、かなりの確率で正解になる。改めて羽生九段の偉大さも分かる一幕となった。

(ABEMA/将棋チャンネルより)

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