「肩透かし」「勇み足」「序の口」日常会話で頻繁に出てくる相撲用語たち 大相撲,スポーツ 2021/01/21 10:00 拡大する 新入幕の翠富士が十一日目、德勝龍に得意の「肩透かし」を決めて4日ぶりの白星を挙げた。今場所6勝目となったがそのうち肩透かしは3番もあり、いまや翠富士の代名詞となりつつある。また、この日の結びの一番は2度の物言いの末、隠岐の海に「勇み足」があったため、大関正代が優勝戦線のトップに並ぶ2敗を辛くも守った。【動画】翠富士の「肩透かし」 ところで決まり手の「肩透かし」や勝負結果の「勇み足」は相撲用語のみならず、我々が普段使う日常会話にも時々、登場する。勇んでくる相手の勢いを逸らすことを「肩透かしを食わせる」などと言ったり、熱心のあまり、言動の度が過ぎて失敗してしまったときに「今回は私の勇み足でした」といったように使われる。決まり手で言えば「うっちゃり」も同様のケースだろう。「最後の最後でうっちゃりを食わされた」などと形成を逆転されたときに当てはまる言葉だ。このように相撲用語が一般用語としても使われるケースは少なくない。 続きを読む