新入幕の翠富士が十一日目、德勝龍に得意の「肩透かし」を決めて4日ぶりの白星を挙げた。今場所6勝目となったがそのうち肩透かしは3番もあり、いまや翠富士の代名詞となりつつある。また、この日の結びの一番は2度の物言いの末、隠岐の海に「勇み足」があったため、大関正代が優勝戦線のトップに並ぶ2敗を辛くも守った。