将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント準々決勝が1月21日に行われ、三浦弘行九段(46)が木村一基九段(47)に111手で勝利した。三浦九段は渡辺明名人(棋王、王将、36)、藤井聡太王位・棋聖(18)に続き、ベスト4入りを果たした。
タイトル経験、棋戦優勝経験がある実力派のベテラン同士の対決となったが、相掛かりの出だしになると、序盤の桂頭攻めから少しずつ有利になり始めると、木村陣が乱れたところを逃さずリードを拡大。受けに定評のある木村九段に、有効な反撃の機会を与えず快勝を収めた。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太王位・棋聖が2連覇した棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)