セミファイナルへのサバイバルレースが本格化/麻雀・Mリーグ 麻雀,Mリーグ 2021/01/22 17:22 拡大する Mリーグ機構は「大和証券 Mリーグ2020」、1月22日第1試合に出場する4選手を発表した。いよいよ残り3分の1に突入したレギュラーシーズン。上位が抜け出しつつある中、セミファイナルシリーズ進出をかけたサバイバルレースがいよいよ本格化する。チーム順位を強く意識した戦いは、各選手の打ち筋にどんな影響を与えるか。【中継】セミファイナル進出争いがいよいよ本格化 現状、リーグ最下位に沈むU-NEXT Pirates。ボーダーラインとなる6位までは、228.1ポイントと差が開き始めた。セミファイナルさえたどり着けば、ポイントはプラスもマイナスも半分に。再スタートが切れると言ってもいい。昨期もぎりぎり6位で通過したが、キャプテン小林剛(麻雀連合)は、ポイントを一気に縮めにかかるか、それとも地道にプラスを稼ぐか。 ボーダーラインのすぐ下、7位のいるのがセガサミーフェニックス。6位まで138ポイント差は、1回のトップラスでも詰められる範囲で、まだ慌てるほどのことはない。ただ、追いかける側は徐々に戦い方が限定されていくだけに、ラインの上にいるに越したことはない。絶好調・茅森早香(最高位戦)が、この日も勝負どころでトップを取るか。 下位2チームに追いかけられるKADOKAWAサクラナイツ。初参戦だった昨期は常に上位争いをしていたため、ボーダーラインを意識する戦いとは無縁だった。下位2チームに足首を掴まれるようなことがあれば、そのプレッシャーたるや相当なもの。先発を任された堀慎吾(協会)は、この2チームとの直接対決をむしろ蹴落とすチャンスと捉えて戦うか。 リーグ3位のKONAMI麻雀格闘倶楽部は、今すぐにセミファイナル進出争いに巻き込まれる心配はない位置にいる。ただし、その先にあるファイナル進出争いとなれば別の話。上位2チームを除けば、ポイント半減時にはほぼ横一線の状態に戻る。なかなか調子が上がってこない高宮まり(連盟)だが、ご無沙汰の女神パンチをヒットさせて、チームをさらなる安全圏へと導きたい。 【1月22日第1試合】 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会) 個人10位 +99.4 KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟) 個人24位 ▲166.5 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦) 個人3位 +274.4 U-NEXT Pirates・小林剛(麻雀連合) 個人4位 +248.8 【1月21日終了時点での成績】 1位 渋谷ABEMAS +589.2(62/90) 2位 EX風林火山 +261.4(62/90) 3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +63.8(60/90) 4位 TEAM雷電 ▲52.5(62/90) 5位 赤坂ドリブンズ ▲109.1(62/90) 6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲129.9(60/90) 7位 セガサミーフェニックス ▲267.9(60/90) 8位 U-NEXT Pirates ▲355.0(60/90) ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。 (ABEMA/麻雀チャンネルより) 続きを読む