将棋の藤井聡太王位・棋聖(18)が2月9日、順位戦B級2組10回戦で、窪田義行七段(48)と午前10時から対局を開始した。ここまで無傷の8連勝で勝ち進んできた藤井王位・棋聖は、本局に勝利すると最終局を残して、B級1組への昇級を決める。
2020年に棋聖、王位と続けてタイトル獲得に成功した藤井王位・棋聖だが、名人へとつながる順位戦でも、驚異的なペースで勝ち進んでいる。参加2期目となった第77期のC級1組で近藤誠也七段(24、当時五段)に敗れた以外、その他の対局は全て勝利。順位戦通算では37勝1敗、勝率.9736と勝ちまくっている。今期もタイトル経験者や若手実力者が揃うB級2組でもその勢いはさらに加速。他を寄せ付けない8連勝で、1期抜けにあと1勝としている。
B級2組からは上位3人が昇級するが現在、藤井王位・棋聖を追う1敗棋士は、佐々木勇気七段(26)の1人だけ。本局に勝利した時点で、上位3人以内が確定する。また藤井王位・棋聖が敗れた場合でも、3人いる2敗棋士のうち2人が敗れると、昇級が決まる。
本局の持ち時間は各6時間で、先手は窪田七段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)