将棋の藤井聡太王位・棋聖（18）が2月9日、順位戦B級2組10回戦で、窪田義行七段（48）と対局中だ。本局に勝利すれば、来期のB級1組入りが決まる藤井王位・棋聖だが、藤井王位・棋聖の居飛車、窪田七段の四間飛車という対抗形の出だしから、午後6時の夕食休憩までに、形勢は藤井王位・棋聖有利に。今期9連勝での1期抜けを目指し、決着の夜戦に入る。
今期がB級2組初参戦となっている藤井王位・棋聖は、タイトルホルダーの実力を存分に発揮し、1回戦から順調に8連勝。順位戦通算でも現在19連勝中、37勝1敗という驚異的なペースで勝ち進んでいる。B級2組では25人の棋士が、それぞれ10局を行うが、藤井王位・棋聖は本局に勝てば、昇級枠である上位3人入りが確定するため、昇級が決まる。
順位戦の勝率が9割を超える藤井王位・棋聖だが、先にある目標・記録が最年少名人。谷川浩司九段（58）が持つ21歳2カ月を更新する可能性が残っているが、そのためには来期にB級1組に参戦し1期抜け、さらにA級初参戦で挑戦権を獲得、名人戦七番勝負で奪取する必要がある。
本局の持ち時間は各6時間で、先手は窪田七段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
藤井聡太王位・棋聖 鴨せいろそば 窪田義行七段 豚肉と白菜のとろとろ塩だれ炒め
【夕食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位・棋聖 1時間54分（消費4時間6分） 窪田義行七段 2時間47分（消費3時間13分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
