タイトルに王手をかけるのは渡辺明棋王か、糸谷哲郎八段か 第3局開始/将棋・棋王戦五番勝負
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 将棋の棋王戦五番勝負第3局が3月7日に行われ、渡辺明棋王(名人、王将、36)と糸谷哲郎八段(32)が午前9時から対局を開始した。

【中継】タイトルに王手はどっち?渡辺棋王 対 糸谷八段 棋王戦五番勝負第3局

 渡辺棋王は2000年4月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:15期)で、第78期名人(A級以上:10期)。歴代5位、現役3位のタイトル26期を誇り、棋王戦は現在8連覇中。永世称号の有資格者だ。現在、王将戦でも防衛戦の最中で、ダブルで防衛となればタイトル保持数は歴代単独4位の28期まで伸びる。

 糸谷八段は2006年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:7期)、順位戦A級(A級:3期)。タイトルは竜王で1期経験があり、新人王戦でも優勝歴がある。早見え早指しかつ、独特な指し回しを見せることから、度々「糸谷ワールド」と表現される。

 両者の対戦成績は渡辺棋王が16勝6敗と大きく勝ち越しているが、今シリーズは第1局で糸谷八段が先勝し主導権を握った。続く第2局は渡辺棋王が勝利。1勝1敗で本局を迎えている。

 本局の持ち時間は各4時間で、先手は渡辺棋王。

ABEMA/将棋チャンネルより)

第46期 棋王戦 五番勝負 第三局 渡辺明棋王 対 糸谷哲郎八段
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