将棋の棋王戦五番勝負第3局が3月7日に行われ、渡辺明棋王(名人、王将、36)と糸谷哲郎八段(32)が現在対局中だ。今シリーズは1勝1敗の五分。勝者がタイトルに王手をかける。戦型は横歩取りになり、形勢は渡辺棋王が優勢と見られている。
【中継】タイトルに王手はどっち?渡辺棋王 対 糸谷八段 棋王戦五番勝負第3局
渡辺棋王と糸谷八段の対戦は、今回で23回目。過去は渡辺棋王が16勝6敗と大きくリードしている。ただ、今シリーズは糸谷八段が第1局で先勝。8連覇中の渡辺棋王からシリーズの主導権を奪った。それでも歴代5位のタイトル26期を誇る渡辺棋王も反撃。第2局は快勝で、タイに戻した。なお第1局、第2局いずれも後手番が制している。
両者の今年度の成績は、渡辺棋王が21勝14敗、勝率.600。糸谷八段は26勝16敗、勝率.619と、両者ともトップ棋士同士の対局が続く中で、ハイアベレージを叩き出している。渡辺棋王は王将戦でも永瀬拓矢王座(28)を相手に防衛戦の最中で、こちらは3勝2敗と防衛に王手をかけている。
本局の持ち時間は各4時間で、先手は渡辺棋王。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
渡辺明棋王 和ごころ点心 糸谷哲郎八段 味わいランチ
【昼食休憩時の残り持ち時間】
渡辺明棋王 3時間17分(消費43分) 糸谷哲郎八段 2時間(消費2時間)
(ABEMA/将棋チャンネルより)