将棋の棋王戦五番勝負第4局が3月17日に行われ、渡辺明棋王(名人、王将、36)と糸谷哲郎八段(32)が現在対局中だ。渡辺棋王は本局に勝利すれば、9連覇となる防衛を果たす。戦型は、糸谷八段が得意とする角換わりになった。
渡辺棋王は13、14日に行われた王将戦七番勝負第6局で永瀬拓矢王座(28)に勝利、4勝2敗で3連覇を達成した。これでタイトル通算獲得数は27期に。本局に勝利すると28期となり歴代単独4位、現役単独2位に浮上する。(歴代・現役1位は羽生善治九段の99期)。来月からは豊島将之竜王(叡王、30)を迎えての名人戦七番勝負もあり、3つ続けての防衛を果たすかが、将棋界の最大の関心事になっている。
糸谷八段は、早見え早指しかつ独創性溢れる指し回しを見せる実力者。順位戦でもA級棋士として活躍している。今シリーズの第3局でも劣勢だった終盤から、怪しい指し手を繰り返して局面を難解にすることに成功。最後まで渡辺棋王を苦しめた。
本局の持ち時間は各4時間で、先手は糸谷八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
渡辺明棋王 うなぎひつまぶし膳 糸谷哲郎八段 ウニのクリームパスタ
【昼食の注文】
渡辺明棋王 2時間50分(消費1時間10分) 糸谷哲郎八段 2時間30分(消費1時間30分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)