阪神や日本ハムなどで“強肩強打”の外野手として活躍した新庄剛志さんが自身のSNSで「久しぶりに特Aの肩を見た」などと言及したソフトバンクの谷川原健太捕手について、プロ野球解説者でYouTuberとしても活動する里崎智也氏が「えげつな過ぎる」と絶賛。その一方、自身の古巣であるロッテ随一の強肩を誇るレオネス・マーティン外野手に対して「最後に若干、タレてる」など、愛のある叱咤激励を送った。
発端はHAWKSベースボールパーク筑後で行われたソフトバンク対広島の2軍戦で、ライトの守備に入った谷川原が魅せた矢のような三塁への送球だった。ライト前ヒットで一塁ランナーが三塁に滑り込むと、目の覚めるようなノーバン送球を見せ、ランナーはセーフとなったものの、“あわやアウトか”という見せ場を作ってみせた。
「オ～ッ」
VTRを見て思わず声を上げた里崎氏はさらに「これはえげつないですね。重力があることを疑いますね」などとコメントすると「甲斐の次には谷川原を注目していている。栗原パターンですよね。（キャッチャーだけでなく）色々なポジションをやって何とか一軍に。良いことですよね。多くのポジションを守れて悪いことはない」と述べ、谷川原の今後の活躍に期待を込めた。
しかしその後、番組内でロッテのマーティンの強肩場面が披露されることを知った里崎氏は「大丈夫ですか？ 谷川原を先に出して大丈夫ですか？」と不安そうに確認。オリックス戦で吉田のライト線へのヒットで二塁への進塁を阻止したマーティンの送球シーンが映し出されると「マーティンの送球はすごいですよ」と断ったうえで「谷川原のがえげつな過ぎて、なんかちょっと『ノーバンじゃないんだ』と思っちゃう自分がいる」と正直に告白。さらに「最後に若干、タレてるなと思ってしまうんです」と話し、ロッテの先輩としてマーティンに愛のある叱咤激励を送った。（ABEMA『バズ！ パ・リーグ』）
