将棋の名人戦七番勝負の第2局が4月27日に福岡県飯塚市「麻生大浦荘」で行われている。第1局を斎藤慎太郎八段(28)が勝利して迎えた第2局は、相掛かりの出だしに。斎藤八段が連勝で一気に初の名人獲得に近づくか。渡辺明名人(棋王、王将、37)が反撃の勝利を挙げるか。
【中継】名人戦七番勝負第二局1日目渡辺明名人 対 斎藤慎太郎八段
両者の対戦は過去に6回あり、3勝3敗の五分。戦型で相掛かりが採用されたのは今回が初めてだ。渡辺名人は昨期、初の名人挑戦で奪取に成功。斎藤八段は初のA級で挑戦権を獲得。そのまま初の名人を目指している。77期は豊島将之竜王(叡王、30)、78期は渡辺名人と2期連続で新名人が誕生しているが、今シリーズはどうなるか。
午後0時30分の昼食休憩までに33手目まで進んだが、持ち時間には早くも差がついており、斎藤八段は34手目に1時間26分の長考のまま、昼食休憩に。渡辺名人が持ち時間で約2時間のリードを奪っている。
持ち時間は各9時間の2日制で、先手は渡辺名人。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
渡辺明名人 黒豚ミルフィーユ仕立てカツ丼 斎藤慎太郎八段 博多和牛のステーキ丼
【昼食休憩の残り持ち時間】
渡辺明名人 8時間28分(消費32分) 斎藤慎太郎八段 6時間21分(消費2時間39分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)