攻めても強い“千駄ヶ谷の受け師”木村一基九段、都成竜馬七段と攻め合い制しベスト8/将棋・叡王戦
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 将棋の叡王戦本戦トーナメント1回戦が5月10日に行われ、木村一基九段(47)が都成竜馬七段(31)に89手で勝利し、ベスト8入り一番乗りを果たした。

 16人が参加して行われる本戦トーナメントの開幕局となった本局は、相居飛車から早い段階で戦闘開始。木村九段がやや有利という形勢で中盤、さらには終盤に入ったが、戦いはさらに激化。その中でも木村九段の積極的な手が多く、受け巧者であることから“千駄ヶ谷の受け師”と異名を持つものの、この一局では攻めの強さも十分に発揮する熱戦となった。

 現タイトルホルダーは豊島将之叡王(竜王、31)で、本戦トーナメントには渡辺明名人(棋王、王将、37)、藤井聡太王位・棋聖(18)、永瀬拓矢王座(28)といったタイトルホルダーが勢揃いしている。

ABEMA/将棋チャンネルより)

叡王戦 本戦トーナメント 木村一基九段 対 都成竜馬七段
叡王戦 本戦トーナメント 木村一基九段 対 都成竜馬七段
頭を抱える山崎八段
頭を抱える山崎八段
駒を振る小山初段
駒を振る小山初段