<大相撲夏場所>◇四日目◇12日◇東京・両国国技館
前頭十六枚目・石浦(宮城野)が前頭十三枚目・明瀬山(木瀬)を下手投げで下して2勝目を挙げた一番で、石浦の強烈な張り手が明瀬山の右頬にクリーンヒット。館内からどよめきが起こる一幕があった。
立ち合い鋭く当たって左に動き、回転の早い突っ張りで前に出た石浦は明瀬山の懐にもぐって左を差すと、頭を低くつけた。
少し間を置いて離れた石浦が左に回ると、土俵中央で「バチン」と左の張り手を一閃。甲高い音が場内に響き渡ると同時に、客席からはどよめきが起こった。その後、動きが止まった明瀬山の左下手を奪うと、最後は下手投げを決めて勝ち星を挙げた。土俵に転がされた明瀬山は尻もちをついてから立ち上がったが、フラつく場面も見られた。
体重121キロの小兵・石浦に対して明瀬山は体重181キロ。実に60キロもの体格差を果敢な攻めで制した石浦の取組内容について、ABEMAで解説を務めた元大関・琴奨菊の秀ノ山親方は「石浦は離れながら距離感を作りたかったんでしょうね。最後はしっかりと投げまで行けました」と解説。
石浦の強烈な張り手を受けて、視聴者からは「スゴイの入った」「左フック」「凄い張り手!」など、驚きの声が相次いで寄せられた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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