将棋の名人戦七番勝負の第4局が5月19日に長野県上高井郡「緑霞山宿 藤井荘」で行われ、挑戦者の斎藤慎太郎八段(28)が42手目を封じ手とし、1日目を終了した。翌20日の午前9時ごろに封じ手が開封され、渡辺明名人(棋王、王将、37)の手番で再開する。局面は既に中盤戦に入っており、形勢は互角。持ち時間では渡辺名人が約2時間のリードを奪った。