将棋の名人戦七番勝負の第4局が5月20日に長野県上高井郡「緑霞山宿 藤井荘」で2日目を迎えた。前日、斎藤慎太郎八段(28)の封じ手が明かされ、42手目は△5五歩。午前9時から渡辺明名人(棋王、王将、37)の手番で再開した。形勢は互角。持ち時間では渡辺名人が約2時間のリードを奪っている。戦型は矢倉。
【中継】名人戦七番勝負第4局2日目渡辺明名人 対 斎藤慎太郎八段
ここまでのシリーズ成績は、渡辺名人が2勝1敗でリード。第1局こそ斎藤八段に終盤での逆転を許したが第2局、第3局は優勢になってからは強く突き放す展開が続き、いずれも快勝を収めている。本局は中盤に入っており、渡辺名人の攻めに対して、斎藤八段がどう切り返すかという状況だ。
持ち時間は各9時間の2日制で、先手は渡辺名人。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【封じ手時の残り持ち時間】
渡辺明名人 6時間1分(消費2時間59分) 斎藤慎太郎八段 3時間51分(消費5時間9分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)