大関・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が、優勝決定戦の末、12勝3敗で自身2場所連続、通算4度目の幕内優勝を決めた。初日から10連勝を飾り、優勝争いの先頭を走ると、終盤5日間には3敗を喫するなど追い詰められたが、一時は序二段まで落ちたところから復活してきたメンタルの強さと怪力で、ライバルの大関・貴景勝(常盤山)を振り切っての優勝。インタビューでは、自身初となる綱取りに対してさらなる努力と、素直な思いを口にした。
【動画】2場所連続4度目の優勝を果たした照ノ富士(48分ごろ~)
-おめでとうございます。
ありがとうございます(四方に向かって礼)
-決定戦を制しての優勝です。
はい、うれしいです。
-これまで決定戦、何度も涙を飲んできました。
決定戦になると、いつも負けていましたので、一生懸命頑張ってよかったです。
-本割で敗れた後、決定戦までの気持ちはどう切り替えましたか。
いつもどおりやってきたことを信じて、土俵に上がりました。それだけです。
-決定戦の土俵、内容はどうでしたか。
悪い部分もありましたけど、最後に白星につながってよかったかなと思います。
-終盤苦しい土俵も続きました。
常に言っているとおり1日1番のつもりで土俵を務めてましたので、それがこうやって優勝につながったのかなと思います。
-負けも引きずらなかったですか。
その日のことはその日で終わって、次の日が新しく始まると思ってやっています。
-膝の状態は。
ええ、相変わらず、普通です。
-大関として初めての優勝です。
ちょっと、そんなに変わった感覚はないんですけど、いつもよりはうれしかった感じがあります。
-これで来場所は横綱昇進に挑む場所になりそうです。横綱という地位はどんなものですか。
なりたいからと言ってなれるものでもないし、だからこそ経験してみて、できたらできたでいい、できなかったらできなかったでいいんで。一生懸命頑張って、最後まで自分の力を絞りましたと、胸を張って歩きたいです。
-来場所へどんな努力を。
今までどおりやってもダメだと思うんで、これ以上に努力していきたいと思います。
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