那須川天心の“采配”を背に格上とドロー 寺山日葵の弟・遼冴に覚醒の予感 RISE 2021/05/25 11:54 拡大する 現在の格闘技界では10代でデビューする選手も多く、年齢差、キャリア差のあるマッチメイクも珍しくない。5月23日のRISE後楽園ホール大会で組まれたのは京谷祐希vs寺山遼冴。32歳でキャリア25戦目、かつてKrushで武尊に勝ったこともある京谷に対し、寺山日葵の弟である遼冴は17歳の7戦目。DEEP KICKのベルトを獲得しているが、まだ新人の枠と言っていい。【映像】那須川の采配が冴えた一戦 差のあるマッチメイクは、京谷と対戦予定だった選手の欠場によるもの。遼冴にとってはチャンスであり、主催者側としてもそれだけのポテンシャルがあると認めたからこそ組んだはずだ。実際、試合はまったくの互角。パンチのテクニックに絶対の自信を持つ京谷は飛び込んでの連打を狙うが、遼冴はステップを使い巧みに間合いを外し、カウンターを放つ。遠い距離でのローキックも効果的だった。 続きを読む